当社グループ健康経営宣言
当社グループおよび当社と提携するすべての個人代理店(※)(以下当社グループとします)は「健康で元気に活躍する従業員の笑顔がお客様に安心をお届けし信頼に繋がる」という考えの下、2019年8月に「株式会社小松 健康経営」を宣言しました。
健康経営宣言
- 従業員の健康管理・疾病予防・メンタルヘルス・コミュニケ-ション活動の強化に重点的に取り組むとともに、生活習慣病とメンタルヘルスに関する指標を定めPDCAに努めます。
- 当社グループは、働く全ての従業員が心身共に健康であり、やりがいを持ち活き活きと仕事に取り組んでいくことが最も重要だと考えています。
- 当社グループ従業員の健康を基盤とした生活の質と企業価値向上、そして健康で長く働くことのできる環境の整備に向けて、従業員・会社が一体となりこれからも積極的に取り組むことで、永続的に成長できる企業として地域貢献することを宣言いたします。
当社グル-プの健康経営の運営体制について
「当社グループ健康経営」の推進にあたっては、健康経営推進担当者として各店舗に「健康担当者」を任命し、運営体制を構築しています。従業員・会社がともに実践していくことに加え、従業員の健康状況を正確に把握して健康増進施策に取り組みます。
主な取り組み
以下4点を重点的に取り組みます。
1. 健康管理の取り組み
従業員が健康で長く働ける、また「健康経営」を当社グループ全体で実践していくために、健康診断の項目や健康管理を行うための環境を整備しました。具体的には、健康把握をするために定期健康診断受診やINBODY測定(体組成測定機器)、スマ-トパルス測定(ストレス測定機器)を導入し目標とする健康管理指標を設定し、毎年その指標を達成することを目指しています。
2. 疾病予防にかかわる取り組み
病気にかからないように予防をしておくことは非常に重要です。特に肥満は糖尿病、高血圧症、高脂血症などの生活習慣病を引き起こすといわれています。そのために、以下のような取り組みを実施しています。
- 健康課題への気づき
弊社独自の健康アンケ-トを定期的に実施し従業員に自身の健康課題への気づきを促しています。
健康に関する情報記事を定期的にメール、回覧でお知らせしています。 - 生活習慣病予防
健康管理指標「BMI適正比率」を掲げました。
BMI適正比率外の従業員へ声かけを実施し運動を促す取り組みをしていきます。 - 女性特有の疾病対策
11人に1人がかかるといわれている乳がんの早期発見のため「乳腺エコー検査」、33人に1人がかかるといわれている子宮がんの早期発見のため「子宮がん検査」を健康診断の検査項目に取り入れています。
3. メンタルヘルスへの取り組み
心が健康だと、前向きな気持ちを安定的に保ち意欲的に仕事ができ、活き活きと日常生活を送れます。自身のストレスに気付くことで適切に対処ができ、ストレスを解消することができます。その為に、以下のような取り組みを実施しています。
- 環境の整備
メンタルヘルス担当を任命し、メンタルヘルス相談窓口を設置しました。
メンタルヘルスへの正しい知識を得るため外部講師を招き、管理職は毎年1回、その他従業員に対しては定期的にメンタルヘルスセミナーを受講しています。
外部機関のカウンセラ-と相談ができる体制づくりをしています。 - メンタル不調予防
健康管理指標 「ストレス点数適正比率」を掲げました。
ストレス点数適正比率が高い従業員へ外部機関のカウンセラ-への相談窓口を案内する声かけを実施しています。
今後も、「こころの健康づくり」に継続して取り組んでいきます。
4. コミュニケ-ションにかかわる取り組み
運動を習慣化することは生活習慣病を防ぐだけでなく健康増進、リフレッシュ効果も高まります。
さらに全員で実施することで職場のコミュニケ-ションが活性化します。そのために、以下のような取り組みを実施しています。
- 運動習慣を強化
ラジオ体操や「わかやま健康ポイント」アプリを利用して1日8000歩以上歩くことを推進しています。
年に数回、従業員全員で運動をする機会を増やせる当社独自の運動イベントを開催しています。
取り組み結果
取組の結果から健康課題に対する指標を設定しその指標改善に向けてPDCAしています。
1. 従業員の健康課題
- 弊社独自アンケ-ト(2021年実施)
- 運動をしたいがとりくむことが難しいと感じている人が全体の45% 半数近く
- まあまあストレスを感じている人が全体の53% 半数以上
- INBODY測定(2022年実施)
- BMI適正者外は全体で21%、男女別では男性30%、女性10% (2021年28%より改善)
- 肥満、やや肥満は全体の57% 半数以上(2021年57%変わらず)
- INBODY総合評価点数70点以外の人が63% 半数以上(2021年52%より悪化)
- スマ-トパルス測定(2022年実施)
- 悪い範囲は全体の25%(2021年29%より改善)
ストレス点数 | 悪い | 普通 | 良い |
---|---|---|---|
総合点数(100上限) | 62-100 | 50-63 | 0-49 |
アンケ-ト結果から、半数以上の従業員が運動をするのが難しいと感じていること、日頃からストレスを感じていること、またINBODY測定から半数以上の従業員が適正体重ではないことが把握できたため 「BMI」「ストレス」にかかわる指標を設定し、生活習慣病とメンタルヘルス関連の健康状態の把握、改善を目指します。
2. 数値目標
- 2022年度 INBODY総合評価点数70点以上比率は目標値を達成できず
毎年50%以上を目標とし2030年度までに55%を達成目標とする(2021年より悪化) - 2022年度 BMI適正者比率は目標値を達成
毎年70%以上を目標とし2030年度までに75%を達成目標とする(2021年より改善) - 2022年度 ストレス点数適正者比率は目標値を達成
毎年70%以上を目標とし2030年度までに75%を達成目標とする(2021年より改善)
指標 | 2019 | 2020 | 2021 | 2022 | 2025目標値 | 2030目標値 |
---|---|---|---|---|---|---|
INBODY総合評価点数70点以上比率 | 42 | 44 | 48 | 37 | 50 | 55 |
BMI適正者比率 | 74 | 72 | 72 | 79 | 73 | 75 |
ストレス点数適正者比率 | 73 | 72 | 71 | 75 | 73 | 75 |
INBODY総合評価点数70点以上比率: 69点<総合評価点数 (INBODY結果)/全社員数
BMI適正者比率:18.5≦BMI<25の人の割合 (BMI = 体重kg ÷ (身長m)2) /全社員数
ストレス点数適正者比率:ストレス点数<61点 (スマ-トパルス結果)/全社員数
その他のテーマ
コロナ禍における取り組みについて
2020~2022年度は新型コロナウイルス感染拡大の影響により、心身の健康に対する影響が大きくありました。特に2022年度はINBODY総合評価点数が大幅に悪化しました。
弊社独自アンケートでは、「首・肩・腰の痛み」「メンタル面での不安」といった声が多くありました。
コロナ禍であっても全グループ社員の健康保持増進が図れるよう下記の取り組みを実施しました。
- WEBストレッチ教室(オンライン)
- 社内徒歩数競走(わかやま健康アプリ、グッピーヘルスケアアプリ)
- 健康管理アプリによる社内健康点数競争(カロママ)
- ヨガ教室(他店舗オンライン)
- 管理者向けメンタルセミナー
テレワークの促進など働き方改革にも取り組んでおり、引き続き新型コロナウイルスに対する感染拡大防止と健康保持増進に向けた取り組みをしていきます。
健康経営普及活動
健康経営の取り組みについて当社SNSで積極的に発信しています。